たい焼きの御三家と言えば
麻布十番の「浪花家総本店」、人形町の「柳屋」、そしてココ四谷の「わかば」。
実家が甘いもの嫌い(酒飲みなので)だったこともあり
和菓子なんてものはこの仕事に就くまであまり縁がなかった。
だから「並んでまで買う」たい焼きって、どんなすごいんだ…と興味津々。
たい焼きの元祖でもあり、「泳げ!たい焼きくん」のモデルになったのが「浪花家」。
たい焼きは、1匹ずつ個別の型で焼く方法と、大きな型に生地を流して複数匹を一度に焼き上げる方法の2種類があって、ほとんどは後者。
「わかば」は、昔ながらの焼き方で1匹ずつ焼いている希少なお店。
今日は四谷で取材があったので、帰りに「せっかく四谷だし…」と「わかば」へ。
最近の寒さもあってか、夕方にお邪魔したら運よく行列なし。
店内のイートインスペース(わずか3卓の競争率!)も空いてる。
これは焼きたてを食べられる!といそいそと着席。
待っている間にも、どんどん行列ができていた。間一髪。
そういえば焼きたてのたい焼きなんて、食べる機会があまりない。
持ち帰ると皮が蒸気でふやけてしまうけど、焼き立ての皮はパリパリ。
特に薄いしっぽの方が、何ともいい食感。香ばしい香り。
中のあんも熱々で、しかもたっぷり入ってる。もちろんお約束のしっぽまで。
ちょっと甘めだけど、しっかりした味の皮と食べるとちょうどいいバランス。
そして、写真の湯のみと比べてもわかるように、結構食べ応えあり。
甘いものは大好きだけど、和菓子は食べ放題とか無理な私には、1個で十分な量。
これで126円は安いかもしれません。
見ていると、持ち帰り+「いますぐ食べるので包まなくていいです」と1~2個別にしてもらっているお客さんが多い。
それだけ出来たてと持ち帰ってからは味が違ってしまうということなのでしょう。
こうなったら御三家の食べ比べもしてみたいな。
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「名代たいやき わかば」
新宿区若葉1-10
03(3351)4396
9:00~19:00 日曜定休
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